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【熱海土石流裁判】被告4者のうち現土地所有者が“損害賠償負担割合はゼロ”だと確認する新たな訴え(静岡)

2024年9月4日 17:51
【熱海土石流裁判】被告4者のうち現土地所有者が“損害賠償負担割合はゼロ”だと確認する新たな訴え(静岡)

静岡県や熱海市など4者が訴えられている熱海土石流裁判で、被告の1人である現在の土地所有者が、判決で遺族らの請求が認められた際、自身の責任割合はゼロだと確認する裁判を新たに起こしました。

熱海土石流災害を巡っては、遺族や被災者ら110人が、前の土地所有者と現在の土地所有者、さらに県と市に対し、計約64億円の損害賠償を求める裁判を起こしています。

4日、現在の土地所有者の代理人が会見を開き、前の土地所有者と県、熱海市に対し訴えを起こしたことを明らかにしました。

現在行われている裁判では、4者が連帯して責任を負うという判決が想定されることから、損害賠償の負担割合について、現在の土地所有者は「ゼロ」で残る3者が責任を持つことを 事前に確認するためのものだということです。

これについて、前の土地所有者は裁判所に棄却を求めるとし、県と市は反論する答弁書を提出しているということです。