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道路陥没うけ初の検討委員会 原因不明「見えない現象」 現地調査後8月以降に報告書 札幌

2025年3月7日 18:53
道路陥没うけ初の検討委員会 原因不明「見えない現象」 現地調査後8月以降に報告書 札幌

札幌市清田区の道道で2月下旬に見つかった陥没について、市は原因究明と再発防止策の検討委員会を初めて開き、専門家が今後の調査スケジュールなどを確認しました。

(札幌市 荻田洋一建設局長)「掘削調査の結果、近傍の既設の水道管の漏水などは確認されておらず、隣の厚別川への土砂流出の痕跡は確認できない」

7日に開かれた検討委員会では、2月26日に清田区の道道で見つかった陥没について、専門家に対する現状報告と今後の調査スケジュールなどが話し合われました。

札幌市によりますと、現段階で陥没の原因は不明で、周辺には下水道などの構造物はなく、空洞部分の土砂が流出した痕跡もありませんでした。

(寒地土木研究所 山木正彦上席研究員)「地中の見えない現象なので、本当に分からないこともある。水がどういう風に流れているのかというのを調べるところからスタートする」

市は4月上旬にも現地調査を開始し、8月以降に報告書をまとめたいとしています。

最終更新日:2025年3月7日 18:53