「3月に入っても…」猛吹雪で視界不良 路線バスは終日運休 268校が臨時休校 北海道
17日の北海道内は、発達した低気圧の影響で道東を中心に大荒れとなり、釧路市では猛吹雪で一時視界の悪い状態となリました。
路線バスも運休となるなど生活に影響が出ています。
(武田記者)「釧路市の中心部です。目も開けていられないほどの強い雪と風になっています。足を踏み入れると私のひざ下まで積もっているのが分かります」
強い風と雪に見舞われた釧路市。
市内は一時ホワイトアウト状態となり、車も見えにくくなりました。
17日の道内は発達した低気圧の影響で道東を中心に大荒れとなっています。
釧路市の中心部では吹雪の中、市民が雪かきに追われていました。
(釧路市民)「風つらいねこれは。吹きだまりがすごいじゃないですか。3月に入っても北海道あるなっていう感じ」
さらに影響は交通にもー
(武田記者)「釧路市のバスターミナルです。人の姿やバスはまったくなく、見えるのは除雪車だけです」
釧路市内を中心に路線バスを運行する「くしろバス」と「阿寒バス」は、猛吹雪による視界不良のため、終日運休しました。
また、根室市内を中心に路線バスを運行する「根室交通」も終日運休としています。
こうした状況を受け、道内の公立学校など1851校の内、268校が臨時休校となっています。
低気圧は進路を太平洋側にとっていて、17日夜まで釧路から根室、オホーツクにかけて猛吹雪や大雪による交通障害、暴風や高波、高潮による低い土地の浸水に警戒が必要です。