【新供述】札幌“闇バイト”逮捕の実行役男「指示役とやり取りした通信アプリは消した」
札幌市南区の住宅に侵入し、指輪などを盗んだとして男2人が逮捕された事件で、別の強盗事件でも起訴されている実行役の男が、「闇バイトの指示役とやり取りした通信アプリは消した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
神奈川県の鈴木陸容疑者は共犯者と共謀の上、札幌市南区の空き家に侵入し、指輪などを盗んだ疑いで逮捕・送検されているほか、豊平区の強盗事件にも関与したとしてすでに起訴されています。
鈴木容疑者は闇バイトに応募し、秘匿性の高いアプリを通じて犯行の指示を受けていたとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、鈴木容疑者が「指示役とやり取りした通信アプリは消した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
また、「盗んだ指輪などは買取業者に売却した」などとも供述していて、警察は指示役からどのような指示があったかなど事件の詳しい経緯を調べています。