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“核のごみ”処分の研究 新たに掘削した地下350メートルの施設を公開 幌延深地層研究センター

2024年3月27日 6:31
 “核のごみ”処分の研究 新たに掘削した地下350メートルの施設を公開 幌延深地層研究センター

北海道・幌延町で進む高レベル放射性廃棄物・「核のごみ」の処分研究で、新たに掘削が完了した地下350メートルの研究施設が公開されました。

研究を進めているのは日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターです。

原子力利用を持続可能なものにするために、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究を行っています。

きのう公開されたのは、地下350メートルに新たに掘られた坑道で、処分技術の実証などの研究を進めるために使用される予定です。

今後は、現在よりさらに深い地下500メートルまでの掘削を予定していて、研究は2028年度まで続く計画となっています。