脱炭素社会の実現に向けて GX推進本部を立ち上げ 投資は40兆円に上ると期待 札幌市
脱炭素社会を目指す取り組み「GX=グリーントランスフォーメーション」への投資などを呼び込むため、札幌市が推進本部を立ち上げました。
(秋元克広札幌市長)「全庁一丸となって実効性のある施策を取りまとめて国に提案をしたい」
推進本部の立ち上げにあたり、秋元市長は部署の垣根を超えた連携を呼びかけました。
GX=グリーントランスフォーメーションとは、洋上風力や水素エネルギーの導入など脱炭素社会の実現に向けた取り組みのことです。
GXへの投資は道内だけで40兆円にのぼると期待され、札幌市は再生可能エネルギーの潜在力が大きい北海道の優位性を活かし、投資の呼び込みや産業集積を目指しています。
国は、海外などからの投資を後押しするための特区を創設する方針で、推進本部が特区の申請に向けた準備を進めます。