北海道でも連日猛暑日に… 人気の扇風機や寝具とは? 札幌も最高気温34.7℃の厳しい暑さ
22日の最高気温は35.1℃を観測し、2日連続の猛暑日となった北海道帯広。
マチではこんな異変が見られました。
(原田カメラマン)「連日の猛暑で、暑すぎて公園で遊ぶ子どもの姿は見受けられません」
暑さのあまり、公園に人の姿がありません。
南からの暖かい空気が流れ込んでくる影響で、幕別町の糠内では最高気温35.8℃を記録するなど、道内9地点で猛暑日となりました。
この暑さの影響で、帯広市内のすべての小中学校が22日午後の授業を中止し、生徒は一斉に下校しました。
教育委員会によりますと、23日も午後の授業を中止する予定だということです。
一方、札幌では最高気温34.7℃を観測しましたが、マチの温度計は35℃と表示されるなど、厳しい暑さとなりました。
ソフトクリームを片手に涼む子どもの姿や、ハンディタイプの扇風機を手放せないという人も多く見られました。
札幌の家電量販店ではー
(山岡記者)「こちらの店舗には20種類以上のハンディファンが売られています!」
暑さが厳しくなった先週から一気に売れ行きが良くなったという、ハンディタイプの扇風機。
進化を遂げていました。
(山岡記者)「こちらハンディファンとしても使えるのですが、日傘につけて使うこともできてとても涼しいです」
持ち手にクリップがついているので、日傘やベビーカーなどに取り付けて使用することができます。
そのほか、ライトがついたハンディタイプの扇風機もありました。
アウトドアシーンや防災でも使えると、いま人気だといいます。
札幌などでは22日夜、25℃を下回ることがない熱帯夜が予想されています。
そんな寝苦しい夜をどう過ごせばいいのでしょうか。
夏アイテムが並ぶ無印良品で売れ筋を聞いてみるとー
(無印良品札幌パルコ店 山下涼平店長)「接触冷感のひんやりした寝具が大変人気です」
今好調な売れ行きだというのが接触冷感寝具です。
実際に試してみました。
(山岡記者)「触った瞬間ひんやりしていて、暑苦しい夜でもこれだと快適に寝られそうです」
接触冷感でありながらストレッチ性のある生地で、とにかく肌ざわりがいいのが人気の理由です。
(無印良品札幌パルコ店 山下涼平店長)「夜も気温が高い日が続いていますので、快適に眠りたいという方と、あとは電気代も結構高くなってきているので、そのあたりの節約をしたいという方も買われています」
帯広、北見、本別、津別のあわせて4地点で22日、2日連続の猛暑日となった道内。
暑さで疲れた体を休めるためにも、基本的な熱中症対策とともにグッズを効果的に使うなど工夫で乗り切ることが大切です。