【最新】「2029年12月までに建物撤去“」計画書に記載 札幌市「日本一危険な動物園」問題
札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」が違法建築を繰り返し営業を続けている問題です。
運営会社が札幌市に提出した撤去計画書に2029年12月までに建物を撤去するという趣旨の記載があったことが分かりしました。(2025年2月19日)
ノースサファリサッポロの運営会社「サクセス観光」は17日午後、札幌市に園内の156棟に及ぶすべての建物を撤去する計画書を提出しました。
市は運営会社の意向に沿って計画の内容を明らかにしていませんが、関係者によると撤去の時期について「2029年12月までに撤去する」という趣旨の記載があったということです。
ノースサファリサッポロは宅地や商業施設の開発が制限される「市街化調整区域」に違法建築物を建て20年にわたり営業を続けています。
市は今後、計画書の内容を精査し、建物の撤去を命じる「除却命令」も含めて対応を検討するとしています。
最終更新日:2025年2月20日 10:16