おいしい新米の炊き方をプロに聞く!ことしの北海道米は味がいい 一時期の米不足解消も高値続く
おいしく食べるにはどうしたらいいのでしょうか。
新米が出荷されても値段が高止まりしているコメ。
家計への負担も大きいですが、少しでもおいしく食べるために新米の炊き方をプロに教えてもらいました。
炊き立ての白いご飯。
1つ1つの粒が立っていて、食欲がそそられます。
札幌市中央区にある米穀店です。
1キロ単位から玄米を店頭で精米し販売しています。
先月から新米が入荷し始め、ななつぼしやゆめぴりかなど道産米を中心に店頭に並べています。
(千野米穀店 徳永善也代表取締役)「ことしの北海道米は天候に恵まれてとても味がいい年ですね。去年に比べて見栄えがいいというかお米の質がとってもいいです」
新米が出荷されたことで一時期の米不足は解消されましたが、値段は2023年に比べ1~2割ほど高くなっているといいます。
(千野米穀店 徳永善也代表取締役)「コメの価格っていうのは安定してくると思うんですけど、生産者の減少とか生産面積の減少ということが価格にも反映されているので、これからも少しだけ高くなるような気はしています」
食卓に欠かせないコメ。
高騰するなか、買って食べるならおいしく炊きたい。
プロの視点から炊き方を教えてもらいました。
(千野米穀店 徳永善也代表取締役)「ぬるま湯でもいいです。水が冷たくて嫌になっちゃいますよね、米研ぐのね。短時間でお米を研ぐ場合は、お米の表面のでんぷんの流出はそんなにあるわけではないので、炊飯にはまったく問題ない」
炊飯器に入れる前に30分から1時間ほどコメを水につけることもポイント。
甘味などが増し、仕上がりがふっくらするそうです。
(阿部記者)「コメがつやつやしていますね。ではいただきます。お米にしっかり水を含ませたので、かなりふっくらしています。炊き方1つでこんなにお米の味って変わるんですね」
値段が高騰するコメ。
少しでもおいしく食べるためにも、炊き方にもひと工夫こだわってみてはいかがでしょうか。