新幹線札幌延伸の工事着々と… 夜間の交通規制始まる 「動く歩道」やアトリウムも整備 北海道
JR札幌駅近くの創成川通で24日から夜間の通行規制が始まります。
北海道新幹線の札幌延伸の工事に伴うもので、新幹線の開業に向けて着々と準備が進んでいるようです。
JR札幌駅近くの創成川通です。
夜間の通行規制が行われるのは、創成川通とJRの高架が交わる部分です。
千歳方面など南側に向かう車線は、10月24日夜~11月27日のうちの9日間、午後10時から午前6時までの通行が規制されます。
う回路は札幌駅近くの西2丁目線となっています。
小樽など北側に向かう車線は、11月28日~12月27日のうちの11日間、午後10時40分ごろから午前6時まで通行が規制されます。
う回路は東2丁目線です。
(タクシー運転手)「いままで1メーターで行ったのが迂回のために1つや2つあがると苦情が来るかも」
(タクシー運転手)「そのときは混むと思うけど仕方ないんじゃない」
今回の夜間の通行規制は、北海道新幹線の札幌延伸に伴う高架橋の架設工事のためです。
クレーンで鉄製の桁を持ち上げ線路わきに設置していきます。
10本並べると新幹線の高架橋の一部となる架道橋ができます。
着々と進む北海道新幹線の札幌延伸工事。
すべての工事が完了すれば、創成川通の真上には新幹線の札幌駅ができます。
駅とビルを直結する吹き抜けのアトリウムも整備される予定です。
そして、およそ190メートルある在来線との乗り換え通路には「動く歩道」も設置されます。
完成に向け期待が膨らむ一方、しばらくの間、札幌中心部の夜間の通行には注意が必要です。