“聖地巡礼”「名探偵コナン」新作映画の舞台・函館が空前の大盛り上がり! 札幌でも大行列 改めて感じる「コナン人気」
あの人気作品で函館が盛り上がっています。
「名探偵コナン」の新作映画の公開が2024年4月12日から始まっています。
映画の舞台となった函館には多くのファンが集まるなど、大きな盛り上がりを見せています。
エレベーターが開くと眼下には五稜郭。
観光客で賑わう観光名所・五稜郭タワーです。
いつにもまして大勢の人が集まりました。
そのお目当てはー
(来場者)「聖地巡礼しようっていう」
コミックス104巻を超える「名探偵コナン」の新作映画が12日に公開されましたが、函館がその舞台となりました。
多くのコナンファンが映画に登場する土地を訪問する「聖地巡礼」で函館を訪れたのです。
(東海林記者)「館内は映画のタペストリーが設置され、五稜郭タワーもコナン一色です!」
劇中では五稜郭など函館の様々な場所を舞台に物語が展開し、さらに函館山から見下ろす「百万ドルの夜景」も登場しています。
また、金森赤レンガ倉庫では人気キャラクター「怪盗キッド」の巨大な『犯行予告』が設けられ、ファンが記念撮影をしていました。
(函館市のファン)「函館のマチが鮮明に描かれていてすごくよかったです」
(神奈川県のファン)「聖地巡礼に。(映画は)衝撃の一言でした」
こちらの男性は岐阜県からやってきました。
(岐阜県のファン)「函館で見ようとしたんですが、映画館がいっぱいで。戻ってから見たいと思います。今日中にコンプリートしたいと思っています」
「名探偵コナン」は連載開始から30周年を迎えるとあって、子どもから大人まで函館には幅広いファンが集まり、市電やバスもラッピングされ、マチ全体が盛り上がりを見せています。
(五稜郭タワー 横山傑さん)「コナンの人気が改めて高いと思いましたので。上映期間はもちろんですが、かなり函館に注目していただける」
盛り上がりは札幌でもー
(林記者)「サッポロファクトリーの前ではオープン前から沢山の人が列を作っています」
公開日翌日から札幌で始まった「名探偵コナン展」です。
初日にはオープン前から整理券を求めるおよそ500人が集まりました。
会場内はキャラクターたちの名セリフに迫るエリアなど6つのテーマで構成されていて、「名探偵コナン」の歴史と魅力を感じることができます。
さらには、ファンにはおなじみの麻酔針などのアイテムも展示されています。
主人公・江戸川コナンをイメージした服装で訪れたファンもー
(来場者)「コナン君の恰好を意識して蝶ネクタイも買ってきました。個人的には大満足」
1994年に週刊少年サンデーで連載が始まった「名探偵コナン」。
全国の幅広い年代のファンに親しまれているだけに、道内での盛り上がりはしばらく続きそうです。