北海道帯広市で仕事の準備をしていた男性が真っ白なエゾリスを目撃し、撮影しました。

木の上を軽やかに走り回りまわるのは、全身真っ白なエゾリスです。

4月15日午前7時50分ごろ、同僚と仕事の準備をしていた男性が、白いエゾリスが木を駆け上がっていく様子を目撃し、撮影しました。

（撮影した男性）「上まで登って降りてを繰り返していました。珍しいものを見れた、みんなに良いことが起きたら良いなと」

その後、白いエゾリスはほかの木に飛び移りながら林の中に消えていったということです。

帯広畜産大学の栁川久名誉教授によりますと、このエゾリスは目が赤いことから、色素が欠乏するアルビノの個体とみられるということです。

本来アルビノが生まれる確率は非常に低いということですが、2017年に帯広畜産大学の構内に出現してから、ここ数年、市内で数個体が目撃されているということです。