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「金融特区」の指定を目指す 札幌市が提案書を国に提出 企業誘致や投資の推進へ

2024年1月23日 19:05
「金融特区」の指定を目指す 札幌市が提案書を国に提出 企業誘致や投資の推進へ

「脱炭素社会」を目指す取り組みに対して、政府が「金融特区」を創設するにあたり、札幌市が国に対し「特区指定」に向けた提案書を提出しました。

(札幌市 秋元克広市長)「札幌が金融という点で資金を集めていける機能を持っていきたいというのが今回の提案です」

札幌市の秋元市長らは、東京の金融庁を訪れ「金融特区」の指定に向け、札幌市の税制優遇などについて提案書を国に提出しました。

経済発展と脱炭素社会の実現の両立をめざす取り組み「GX」=「グリーントランスフォーメーション」への投資は、道内だけで40兆円にのぼるとの試算もあります。

「金融特区」に指定されれば、GX関連の企業誘致や投資などをさらに進めていくための後押しとなります。

札幌市では洋上風力や水素の活用など、再生可能エネルギーの加速を目指していて「金融特区」の指定に向け、道などと引き続き連携をとっていくということです。