北海道で新たに6人が健康被害の疑い 一時入院も 腎障害の症状訴える 小林製薬「紅麹」問題
小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、北海道で新たに6人が健康被害の疑いがある症状を訴えていることが分かりました。
これで道内であわせて10人が被害を訴えています。
札幌市保健所によりますと、新たに健康被害を訴えているのは、札幌市内の60代の女性と50代の女性です。
このうち、60代の女性はおととし春ごろからことし2月下旬まで2年近く小林製薬が販売した紅麹を使った健康食品を摂取していて、腎障害に関連する症状で一時入院していました。
現在は退院しているということです。
摂取と症状の因果関係はわかっていません。
道内ではほかにも60代から70代の男女4人が腎機能低下などの症状を訴えています。
これで道内で健康被害を訴えている人は10人となります。