お酒と楽しむ「おせち」が人気 クリスマスケーキは贅沢に 早くも年末用の商戦始まる 北海道
早くも年末商戦が活気を帯びています。
札幌市内のデパートやホテルで「おせち」やクリスマスケーキがお披露目されました。
どんな商品がトレンドなのでしょうか?
黒いお重に敷き詰められたエビや黒豆などの色鮮やかな食材の数々。
こちらは一品一品が小さな器に並べられ、見た目も楽しめます。
(山岡記者)「ことしも残すところ3か月ということで、こちらには年末年始が楽しみになるようなおせちがずらーっと並んでいます」
札幌市内のデパートでお披露目されたのは、お正月用の新作おせちです。
和・洋・中、様々な種類のおせちが並び、中でも一際目を引くのが、小さなマスの中に食材が入った「おせち」です。
(ノースグラフィック 三上早於理さん)「みんなでわいわいガヤガヤ楽しんでいただけるような、おつまみおせちをテーマにお作りいたしました」
コロナ禍のころは、年末年始を自宅で家族と過ごす人が多く「おせち」の需要が高まりました。
その傾向は2024年も続いていて、家族と談笑しながら食べたり「おつまみ」のようにお酒と一緒に気軽に楽しむ「おせち」が人気を集めています。
(山岡記者)「口の中に入れた瞬間にカキの風味、オイルと合いますね。これはワインとか飲みたくなっちゃいます」
(大丸札幌店 成田辰徳さん)「色んなバリエーションのものを選んでいただけますので、お孫様・お子様・おじいちゃんおばあちゃん・ご家族みんなで楽しんでいただけばと思います」
一方、年末といえば、あのイベントに欠かせないスイーツの予約も始まっていました。
(山岡記者)「年末年始のおせちももちろん楽しみですが、これからの季節楽しみなことといえばクリスマス、そして何よりもクリスマスケーキなのではないでしょうか」
札幌市内のこちらのホテルでは、今月1日からクリスマスケーキの予約を始めました。
2024年は6種類を用意。
人気なのは、こだわりの道産生クリームを使った甘さ控えめのショートケーキです!
(山岡記者)「生クリームのミルク風味、そして甘さ控えめなのとイチゴの酸味がまたすごく相性が良くておいしいです」
クリスマスは近年自宅で楽しむ人が多く、シンプルで素材にこだわった贅沢なケーキを選ぶ傾向があるということです。
(札幌グランドホテル 高田亮製菓課長)「コロナ明けからお家で過ごすお客さんが多くなっているので、お家で少し贅沢をしてほしいなと思っています」
おせち・クリスマスケーキともにトレンドにあわせた魅力的な商品が並び、年末商戦が早くも活気を帯びています。