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再び“繁殖”目指す ホッキョクグマ「ホクト」札幌から旭川へ 別れを惜しむ来園者

2024年2月14日 16:35
再び“繁殖”目指す ホッキョクグマ「ホクト」札幌から旭川へ 別れを惜しむ来園者

繁殖のために円山動物園で飼育されていたホッキョクグマ「ホクト」が、14日に旭山動物園に帰ります。

最後の展示には多くの人が訪れ、別れを惜しみました。

真っ白な雪の上に寝そべり、愛らしい顔をこちらに向けています。

円山動物園の人気者・オスのホッキョクグマ「ホクト」です。

23歳のホクトは9歳のメス・リラとの繁殖のため、おととし円山にやってきました。

メスのリラとの同居では交尾をする姿も確認されていましたが出産にはいたらず、再び旭山動物園に戻ることになりました。

最後の展示となった13日、園には別れを惜しむかのように写真を撮る人の姿もありました。

(円山動物園 中田銀太さん)「残念ながら妊娠にはならなかったが、いろいろ学ぶことができました」

旭川の地で再び繁殖を目指すことになるホクト。

旭山動物園の担当者はー

(旭山動物園 獣医師 佐藤伸高さん)「(繁殖に向け)最大限のサポート。人の、スタッフ側のサポート。準備をしていかなきゃなと感じています」    

ホクトは旭山動物園で2021年に40年ぶりとなる園内繁殖に成功していて、新たな命の誕生に期待できそうです。