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油圧ショベルが傾いて…作業員頭部挟まれ死亡 ショベル運転の男逮捕 村発注の工事現場 北海道

2024年10月1日 9:08
油圧ショベルが傾いて…作業員頭部挟まれ死亡 ショベル運転の男逮捕 村発注の工事現場 北海道

北海道・道北の羽幌警察署は2024年9月30日、初山別村有明の村道で、道路工事の男性作業員(48)が死亡する作業事故があったと発表しました。

男性は初山別村が発注した村道の雨水管の取り換え工事に従事してましたが、30日午後2時すぎ、油圧ショベルのバケットとその前方に停められていた振動ローラーとの間に頭部が挟まり、意識のない状態で病院に搬送されました。

その後、男性の死亡が確認され、死因は脳挫創と判明しました。

警察は、油圧ショベルを運転していた建設会社の社長の男(75)が、アームを上げた状態で前進させた際、油圧ショベルが傾いてアームが下がり、ショベルのバケットと振動ローラーの間に従業員の男性の頭部を挟めて死亡させたとして、業務上過失致死の疑いで男を現行犯逮捕しました。

調べに対し男は、「私が誤って当ててしまい、死なせてしまったのは私がやったことに間違いない」と容疑を認めています。

警察は油圧ショベルが傾いた原因や、当時の安全管理体制に問題がなかったかどうかなどについて捜査しています。