「外に出た気分」ド迫力の恐竜を鑑賞 入院中の子どもが「アバターロボット」操作 北海道大学
大迫力の恐竜の姿に子どもたちも興味津々です。
しかし、見学した場所は大学病院の中です。
入院中の子どもたちが、博物館にあるカメラ付きのロボットを遠隔操作して鑑賞体験をしました。
つま先から頭まで、全身があらわになった恐竜の骨格標本。
いまにも動き出しそうな迫力です。
(スタッフ)「うわ!大きいのがいますね!」
画面を通して見ているのは、入院中で外出ができない子どもたちです。
(スタッフ)「じゃあまっすぐ進んでみて!いけるいける、近くまで。ほら、歯見えるかな?上手上手」
北海道大学病院で開かれた博物館の鑑賞体験会です。
北大の博物館の中に置かれたロボットを、病院で過ごす子どもたちが遠隔で操作し、さまざまな角度から細部に至るまで化石を観察しました。
2歳の佐藤央延くんです。
恐竜が大好きな央延くんはTシャツやマスク、帽子まで恐竜尽くし。
お母さんに支えられ、ロボットの操作に挑戦です。
(母 美雪さん)「まっすぐ進んでみる?難しいね」
ずっと見てみたかった恐竜を、ロボットを通して見ることができた央延くん。
画面越しでも伝わるド迫力の化石を、目をまんまるにして観察していました。
このように、人が遠く離れた場所で操作するロボットは「アバターロボット」と呼ばれ、病気療養中の子どもたちがさまざなことを体験する手段として期待されています。
(参加者)「知らない恐竜の骨ばかりで面白くて行ってみたいです」
(参加者)「マンモスの牙とかワニの歯を見られてよかった。外に出れた気分になれて楽しいです」
(北海道大学 経営企画課 富岡悟さん)「入院している子どもたちは外に出れないということで、心が躍るような機会を設けて子どもたちに楽しんでもらって勉強にもなるという活動を目指しました」
入院中の子どもたちに向けて利用が広がる遠隔操作ロボット。
北大は今後もイベントを企画していきたいとしています。