“アザラシ”との触れ合いがリラックスに一役 名人初防衛の藤井聡太八冠「ほっとしている」
北海道紋別市で開かれた将棋の名人戦・第5局で、27日に初防衛を果たした藤井聡太八冠。
「食事やおやつを楽しむことができた」と振り返る一方で、あの動物との触れ合いがリラックスに一役買ったようです。
(藤井聡太八冠)「防衛できたことはうれしく思っています。(名人に)ふさわしい将棋を指すためにしっかりと取り組んでいきたい」
「名人」のタイトル初防衛を果たした将棋の藤井聡太八冠。
2日間にわたる紋別での対局を終えましたが、藤井八冠が繰り返し口にしていたことがー
(藤井聡太八冠)「前日もアザラシと触れ合ったり」
(藤井聡太八冠)「(これまで)アザラシはもちろん動物と触れ合う機会はなかったが、いい体験をすることができた」
対局前日に紋別市内のアザラシシーパラダイスを訪れ、アザラシと触れ合ったことが印象に残ったようです。
藤井八冠が27日に選んだおやつには、かわいらしいアザラシのクッキーが添えられていました。
(藤井聡太八冠)「こちらの動きにあわせて(アザラシが)ポーズをとってくれるのが非常にかわいかった。対局前だけどリラックスできた。じっくり観光してという感じにはならなかったが、食事やおやつ・温泉も楽しむことができました」
初めて紋別を訪れた藤井八冠は、この2日間で8種類の勝負めしやスイーツを注文。
飲食店からも喜びの声が聞かれました。
藤井八冠は「苦しい局面もあったが、ほっとしている」と話し、紋別での全日程を終えました。