またも大量漂着…原因は? 今度はイワシの骨とウロコ 海岸約400mを埋め尽くす 函館市
先月イワシの死がいが漂着した北海道函館市の海岸に、大量のイワシの骨が打ちあがっていることがわかりました。
(東海林記者)「函館市の海岸です。大量の魚の骨が流れ着いてきています」
一面真っ白の海岸。
これはすべて魚の骨とウロコです。
函館市によりますと、今月4日ごろから函館市浜町の海岸に、イワシの骨やウロコなどが打ちあがっているのが確認されました。
現在は400メートルほどの海岸に広がっているということです。
このイワシの骨はどこから来たのかー
(函館市農林水産部水産課 佐藤貴洋さん)「いままでに経験はないです。大変驚いています。昨年12月に函館市の海岸に大量に漂着しているのですが、その際にとりきれなかったイワシが、海の中もしくは砂の中で分解されて、残ったウロコと骨がいま現在流れ着いているとみられます」
(付近に住む人)「とってもらいたい。匂いもしんどいし。どうにもならないもんね。どこかに捨てるといってもどこにも捨てられないし」
函館市によりますと、この海岸は地形が湾状のため、漂着物がたまりやすいということです。
市では今後、数日おきに職員による見回りを続け、撤去することなども検討しています。