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世界最高齢のシロテテナガザル死ぬ 糖尿病悪化でくも膜下出血 北海道・釧路市動物園

2023年11月6日 12:33
世界最高齢のシロテテナガザル死ぬ 糖尿病悪化でくも膜下出血 北海道・釧路市動物園

北海道・釧路市動物園は6日、飼育していたオスのシロテテナガザル「オン」が死んだと発表しました。

オンは64年前の3月に東京都の井の頭自然文化園が購入し1988年、推定30歳で釧路市動物園に来てから市民に愛されてきました。

釧路市動物園によると、シロテテナガザルの平均寿命は30歳から40歳で、50歳が人間の100歳くらいとみられています。

オンは推定で65歳以上で世界最高齢ということです。

2021年から高脂血症による心不全と糖尿病を患い投薬治療をしていましたが、ことしに入り体力や筋肉が著しく低下。

10月31日には立てなくなり11月2日夜、糖尿病悪化によるくも膜下出血で安らかに息を引き取ったということです。

釧路市動物園では6日から類人猿舎にオンの献花台を設置します。

※画像提供:釧路市動物園(2023年9月19日撮影)