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【魅力再発見の旅】藤井貴彦キャスターと同級生の須山司アナ “オジコンビ”で新潟のまちへ 《新潟》

2024年6月28日 20:16
【魅力再発見の旅】藤井貴彦キャスターと同級生の須山司アナ “オジコンビ”で新潟のまちへ 《新潟》

ことし春に独立しフリーとして活動、新潟でもレギュラー番組に出演中の藤井貴彦キャスター。

県内各地の魅力を再発見しようと、埋め立てられた堀の上に立つ新潟市の商店街「人情横丁」にやってきました。
旅を案内するのは藤井貴彦キャスターと同級生のテレビ新潟・須山司アナ。
“オジコンビ”の2人、スーツは着ていますが、ただいま青春真っ只中!?
新潟の魅力再発見の旅で様々な出会いがありました。

◆新潟市民の“台所” 「人情横丁」

かつて堀と橋の町だった新潟市の中心部。
当時、食材を運ぶために使われていた堀は埋め立てられ、今では新潟市民の“台所”と呼ばれるところに……。

◆水産加工品の店で出会ったのは

人情横丁をぶらり歩いていた藤井キャスターと須山アナ、水産加工品を扱う老舗の店「にいがた石山」に立ち寄り飲食スペースで看板商品の“新巻鮭”を味わいました。
ここで伝統の味を守っているのは店の3代目の石山幸二社長と、兄の幸一さんです。

◆「こんな偶然ある!?」

兄の幸一さん、話をしていると藤井キャスターとのある繋がりが判明……。

〈にいがた石山 石山幸一さん〉
「実はまだ藤井さんが若手と言われている頃に(日本テレビの)『ニュースプラス1』のスタジオでよくお見かけしました」

〈須山アナ〉
「こんな偶然ある!?」

当時、東京でテレビ局のディレクターをしていたという兄の幸一さん。

◆藤井キャスターと当時一緒に仕事

2006年まで放送されていた日本テレビの夕方のニュース番組「ニュースプラス1」に出演していた藤井キャスターと当時、一緒に番組を作っていたといいます。

石山さん、当時のスタッフジャンパーをいまも大切に持っていました。

◆奇跡的な再会

まるでタイムスリップしたかのような空間で、藤井キャスターと石山さん、奇跡的な再会を果たしました。

〈藤井キャスター〉
「人情横丁をもっと知りたいです……おすすめの場所とかお店があれば教えてもらいたいんですけど」

〈にいがた石山 石山 幸一さん〉
「去年できたお店で、すごいこだわりの素材を使ったプリン屋さんがあるんです」

◆人情横丁のプリン店

早速行ってみることに……。

〈藤井キャスター〉
「なんか見えてきましたね『ゴリラプリン』って書いてあります。ゴリラプリン、“ウホウホ”。これどういうことですかね?」

〈須山アナ〉
「このギャップが何とも惹きますね」

〈藤井キャスター〉
「食べるとウホウホしちゃうのか?、作っている人がウホウホしてるのか?」

◆店主がゴリラ姿だった

お店をのぞくとそこにはゴリラの格好をした店主が……。

〈藤井キャスター〉
「衝撃……作る人がウホウホする方だった!」
「いつもそれでやっていらっしゃるんですか?」

〈ゴリラプリン 店主〉
「仕事に来られる時はいつもこれでやってます」
「子供は泣きます。喜ぶのは大人だけです」

◆オジコンビのおやつタイム(1)

藤井キャスターは「基本のプリン」、須山アナは「ほろ苦ラムレーズン」を注文することに……。
店内で食べられるメニューはトッピングをして仕上げてくれるということです。

◆「昭和」を感じるプリン

〈藤井キャスター〉
「早速まずプリンの部分……意外としっかりしている。豆腐で言うと絹ごしに近い感じ。もう滑らかさはさすがプリン。ゴリラは全然感じない」

〈須山アナ〉
「私のラムレーズンの方のプリンは同じプリンなんですか?」

〈ゴリラプリン 店主〉
「同じじゃないです。3日ぐらい寝かして水を飛ばしているので、むっちりしてしっかり固いです」

〈須山アナ〉
「しっかりしてる。力が必要だったチーズケーキに近い感じ。圧力をかけて、こうつぶしていく感じ。食べ応えがこっちはまた余計にあると思いますね」

〈藤井キャスター〉
「これ、若い人はこういう食感じゃないプリンを想像していますよね。人情横丁って昭和なんじゃない?“昭和95年”とか言って昭和でずっと換算している人が、ずっといるんじゃないかな」

◆新潟5大ラーメンに新勢力?

続いて2人が訪れたのは人情横丁のラーメン店『らーめんじゅりむ』。

〈須山アナ〉
「5大ラーメンっていうのがありまして、『新潟あっさり醤油ラーメン』、『新潟濃厚味噌ラーメン』、『燕三条背脂ラーメン』、『三条カレーラーメン』、そしてもう1つが『長岡生姜醤油ラーメン』。ここにもう1つ割って入ろうとしている勢力があるんです」

5大ラーメンに割って入ろうとしている新勢力とは……「麻婆麺」。
こちらはとろみ強めのあんがかかった一杯です。

〈藤井キャスター〉
「あんがものすごく熱々なんですよ。麺が細麺でつるっと入ってくるんですけれども体の中にあったかさを持ち込んでくれる感じ。食リポで『うまいっ!』て言いたくないんだけど……うまっ!」

〈須山アナ〉
「藤井貴彦の語彙(ごい)を減らすラーメンですね」

◆和のおやつも

続いてやってきたのは「甘味処鎌倉」。
若者に大人気、飲めるわらび餅をオジコンビも試してみることに……。

◆オジコンビのおやつタイム(2)

藤井キャスターはヤスダヨーグルトを使用した「贅沢苺ヨーグルト」。
須山アナは抹茶を使用した「浅川園のお抹茶」を注文することに……。

〈藤井キャスター〉
「あんまりクリームの入った飲み物って(普段)飲まないんですよ。令和初です」

いざ実食してみると……。

〈藤井キャスター〉
「いちご、わらびっていう順番で来た!これは、おいしい」

〈須山アナ〉
「最初クリームがずっと来ていたんですけど途中からドドドドドドってわらび餅が来た。急に飲み物が途中からまるで質感の違うものが。抹茶のほろ苦い味わいと、わらび餅の甘さがすごい絶妙に合ってますね」

◆人情横丁は出会いがある

ゴリラ姿の店主や、昔の仕事仲間と奇跡の再会を果たした藤井アナ。

人情横丁は出会いがあってこそ『人情横丁』なのだと語ります。
藤井・須山の“オジコンビ”が訪れた人情横丁は令和でも昭和を感じられるレトロな商店街でした。