特定失踪者の家族が林長官に面会 拉致被害者としての認定を求める 小泉元首相の日朝首脳会談から20年 《新潟》
北朝鮮に拉致された可能性を排除できない特定失踪者の大沢孝司さんの兄・昭一さんが林官房長官と面会し、孝司さんらを拉致被害者として認定するよう求めました。
拉致問題を担当する林官房長官と面会したのは特定失踪者の家族会です。
大沢さんらは孝司さんなど特定失踪者を拉致被害者としての認定と、国際社会への情報発信などを林官房長官に求めました。
〈孝司さんの兄 大沢昭一さん〉
「状況証拠である程度(拉致被害者)認定できるものは認定して、そこで糸口を見つけてもらえない限り進まないと思います」
小泉元首相が、2004年5月に、2度目の訪朝をし、北朝鮮の当時の金正日総書記と日朝首脳会談を行ってから5月で20年となりますが、拉致問題の進展はありません。
林官房長官は「ご意見や思い、責任を持って総理にお伝えしたい」と述べました。