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【特集】やらなくてもいい学校も!? 変わる“夏休みの自由研究” ことしは何を学んだ? ≪新潟≫

2024年8月30日 19:55
【特集】やらなくてもいい学校も!? 変わる“夏休みの自由研究” ことしは何を学んだ? ≪新潟≫

夏休みの宿題の定番「自由研究」。
昔は全員が取り組むものでしたが、新潟県新潟市中央区の小学校では取り組みについて9割の学校が任意に……。
時代の中で変わってきた「自由研究」……。最近はやらなくてもいいという学校も増えているということです。

この夏、子どもたちはどんなことを学んだのでしょうか。

■新潟市立万代長嶺小学校では

訪ねたのは新潟市中央区にある万代長嶺小学校です。

26日に学校が再開……夏休みを終え、教室に子ども達の笑顔が戻ってきました。

■「自由課題」発表会

この日、6年生が行ったのは夏休みの宿題となっていた「自由課題」発表会です。

〈オリジナルマップを作った児童〉
「総合的な学習の時間に勉強した新潟2kmの記事を集めてオリジナルのマップを書きました」

〈抽選マシーンを作った児童〉
「福引の玉を入れるところを固定するところが大変でした。玉に絵の具をつけて色を付ける作業も大変だった」

■3年前から「自由研究」を「自由課題」に

万代長嶺小学校は夏休みの宿題の定番「自由研究」を3年前から「自由課題」に変更。

科学の研究や工作に限らず、好きなものをみつけて学び、その成果を提出することになっています。

■“100円ショップ”棚

こちらの児童は100円ショップで購入した材料のみを使い棚を制作。
開けづらい引き出しに悩んだといいますが……?

〈“100円ショップ”棚を制作した児童〉
「ここ(引き出し)の下のあたりにろうそくを塗るとすべりやすくなる」

〈先生〉
「なるほどね、みんな知ってた?」

〈友人たち〉
「知らなかった」

■“推し活”グッズ

中にはこんな作品も……

〈推し活グッズを制作した児童〉
「私は推しのライブに行くことになって……」

作ったのは“推し活グッズ”応援するアーティスト……”推し”のネームプレートです。

友だちを“推し”役にしてファンサービス、いわゆる“ファンサ”も説明しました。

〈推し活グッズを制作した児童〉
「私がこうしている時に一緒に(プレート)を持っていて(推しが)気付いてくれてこうしてくれるという(2人でハートを作る)。これが、ファンサというものの例。一例です」

このほか貼り絵など努力の結晶が教室に集まりました。

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■「自由研究」任意の学校も