佐渡市の伝統行事 “大わらじ”で無病息災を願う
1年の無病息災を願って佐渡市では縦2メートルの大きなわらじを掲げる伝統行事が行われました。
佐渡市真野地区の倉谷集落。春の農作業の始まりを前に稲わらで大きなわらじを作り集落の入り口に掲げる「はりきり」という風習が伝わっています。
でき上がったのは縦約2メートル、幅1.2メートル、重さ40キロもある大わらじです。集落に盗賊などが入ってこないように「大きなわらじを履く大男がいるぞ」と示すために始まったといわれています。
●区長
「伝統行事を絶やさないように佐渡島民で佐渡市の行事としてやっていけたらと思っています」
大わらじは集落の入り口2か所に運び、去年の古いわらじと取り替えられました。
最終更新日:2025年3月7日 11:59