【台風10号】土日に最接近のおそれ あす夜にかけ大気の状態不安定に 土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒 《新潟》
台風10号は8月31日から9月1日にかけて県内に最も接近するおそれがあります。一方、28日夜にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨が降るところがある見込みです。
非常に強い台風10号は午後6時現在、鹿児島県奄美市の東にあり、北北西へゆっくり進んでいるものと推定されています。県内へは31日の土曜日から1日の日曜日にかけて最も近づくとみられています。
27日の県内は各地で気温が上がり、日中の最高気温は三条市で36.1℃、長岡市と糸魚川市で35.1℃を観測し猛暑日となりました。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、28日夜にかけては大気の状態が非常に不安定となり雷を伴って激しい雨が降るところがある見込みです。
28日夕方までに予想される24時間の降水量は県内全域で80ミリとなっています。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。