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【活発】自民総裁選・立憲代表選の週末 解散総選挙を見据えた動きも《新潟》

2024年9月16日 21:33
【活発】自民総裁選・立憲代表選の週末 解散総選挙を見据えた動きも《新潟》

新たな党首を決める論戦が自民党も立憲民主党も、3連休で繰り広げられています。与野党の県関係国会議員はその後の解散総選挙を見据え、動きを活発化させています。

14日、上越市に姿を現したのは自民党の高鳥修一衆議院議員です。

自民党総裁選への出馬を目指していた青山繁晴参議院議員の講演会。

およそ350人を前に呼びかけました。

高鳥議員
「この国を壊すわけにはいかない、緊縮財政そして新自由主義的な経済政策、どんどんこの地方の“村型社会”の良さが壊されてきました。どうか皆様、引き続きこの総裁選、そしてきたるべき衆院選にご鞭撻を賜りますことを心からお願い申し上げます」

事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選挙・・・

9月12日の告示以降、過去最多9人の候補者による議論が交わされています。

上越市は小選挙区の新5区で、高鳥議員の地盤。

様々な会合で、総裁選の話題を出しているといいます。

Q総裁選が始まり自民党内でも盛り上がりは?
高鳥議員
「それはありますね。総裁選となると権力闘争という部分はたしかにあります、そして一人一人の一票が大切ですから」

NNNと読売新聞が9月13日から15日まで行った世論調査で、自民党総裁選に立候補した9人のうち誰が最もふさわしいか、たずねたところ、1位は石破茂氏で27%、2位は小泉進次郎氏で21%、3位は高市早苗氏で13%でした。

その総裁選、16日は能登半島地震で被害を受けた石川県で公開討論会を行いました。

石破茂氏
「震災は日を選びません。場所を選びません。マグニチュード6以上の地震の2割が日本に集中している。防災省は必要です」

小泉進次郎氏
「なかなか石川県能登半島の復興が進まないんじゃないか、スピードが遅いんではないか、この多くの皆さんの思いにしっかりと決着をつけて復興の加速をしていきたいと思います」

高市早苗氏
「さらに復興庁の機能を強化して内閣直轄の機関ですからね。しっかりと強化をして全国各地の被災地の復興にも取り組めるようにしてまいりたいと思います」

高市氏の推薦人になっている高鳥議員は・・

高鳥議員
「今の総裁選を通じて高市さんの主張だけでなくて私自身の主張も重なるところが多いですから、しっかり訴えて、その後は解散ということですが、この地域のためにこの地域の未来のために誰がどちらが役に立つのかをしっかりと皆さんから見極めていただきたい」

一方、5区のお隣、新4区。

小千谷市の「片貝まつり」にやってきたのは立憲民主党の米山隆一衆議院議員です。

参加者たちの記念撮影に応じ、すっかり注目の的に・・

しかし、もっと注目してほしいのが・・

総裁選の裏で論戦が続く立憲民主党の代表選です。

世論調査では立候補した4人のうち誰が最もふさわしいと思うかには、1位が野田佳彦氏で32%、2位が枝野幸男氏で14%となっています。(NNNと読売新聞が13~15日調査)

野田佳彦氏
「健康寿命を延ばす、予防医療と健康政策に力を入れるような仕組みに変えていかなければなりません」

枝野幸男氏
「私は日本を人間中心に投資をする経済に変えていきます」

世論調査で4位となっている泉健太氏を支援する米山議員。

選挙は最後までわからないと気合を込めます。

米山 隆一 衆院議員
「(総裁選の)論戦に負けない論争を立憲民主党もしていく。政権交代を実現したいと思いますのでそれにはまず私が勝つことですので全力を尽くしていきたい」

その後の解散総選挙も見据えて活動する地元議員たち・・国づくりの舵取りは誰になるのか・・

立憲民主党代表選は23日、自民党総裁選は27日に投開票が行われ、党首が決まります。