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60代の男性警部補 酒気帯び運転で出勤 県警が懲戒処分を発表《新潟》

2025年3月11日 11:53
60代の男性警部補 酒気帯び運転で出勤 県警が懲戒処分を発表《新潟》

県警は11日、60代の警部補の懲戒処分を発表しました。

11日付けで停職3か月の懲戒処分を受けたのは60代の男性警部補です。

男性警部補はことし2月14日午前8時40分頃、酒気を帯びた状態で上越市内の県道で普通乗用車を運転していました。

県警によりますと男性警部補は上越地方の警察署に勤務していて、2月14日午前8時40分ごろ、自宅から警察署に自分の車で出勤していました。その後、仕事の打ち合わせをしていたところ他の職員から酒の匂いがすると指摘され、男性警部補のアルコール検査を行ったところ呼気1リットルにつき0.15mg~以上0.25mg未満のアルコールが検出されました。免許の停止に該当する値ということです。

本人の供述によると前日夜に家でビールと焼酎を数杯飲み、出勤したということです。

県警は11日、男性警部補を検察庁へ酒気帯び運転の疑いで書類送検しました。男性警部補は停職3か月をうけて依願退職しているということです。

県警の職員の酒気帯び運転は去年に続き2度目となります。県警の松川首席監察官は「警察官による非違事案について、捜査・調査を尽くした上で厳正に処分いたしました。引き続き、厳正な規律の保持を目的とした職務倫理教養の更なる浸透を図り、信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。

最終更新日:2025年3月11日 11:53