新潟刑務所は12日、男性受刑者が刑務官を殴るなどしケガをさせたとして、傷害と公務執行妨害の容疑で新潟地方検察庁に書類送検したと発表しました。

書類送検されたのは新潟刑務所で服役中の40代の男性受刑者です。

新潟刑務所によりますとこの受刑者は去年12月10日、所内の工場で刑務作業中に、突発的に男性刑務官（50代）の右目付近を左手の拳で2回殴打し、両足のすね付近を複数回蹴りつける暴行を加え、男性刑務官に全治2週間の打撲などのケガをさせた疑いがもたれています。

刑務所内の工場ではものを製造したり片付け作業などが行われており、この受刑者は特に刑務所内での反則行為などはなく男性刑務官との間にトラブルなどもなかったといいます。事件後、捜査が行われ、12日の書類送検に至りました。受刑者の認否については明らかにしていません。