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公共事業の減少などで受注が低迷 後継者も見つからず 電気工事会社が特別清算開始決定 負債総額は約1億7060万円《新潟》

2025年3月7日 14:58
公共事業の減少などで受注が低迷 後継者も見つからず 電気工事会社が特別清算開始決定 負債総額は約1億7060万円《新潟》

東京商工リサーチ新潟支店によりますと、上越市の横尾電気工事は2月25日、新潟地裁高田支部より特別清算開始決定を受けました。

負債総額は2024年3月期時点で1億7060万円です。

1950年に設立された電気工事会社で、官公庁や地元建設会社に対し受注基盤を形成し、1995年10月期で3億1800万円の売上高を計上していました。

しかし公共工事の減少や民間投資の冷え込みなどで受注は低迷していました。

2015年3月期には多額の赤字を計上したことで債務超過になり財務内容も悪化していました。

近年では後継者を探しながら事業継続を模索していましたが、後継者は見つからず、2024年3月期には売上高は15万円まで減少し、事業継続を断念して2024年9月の株主総会の決議により解散し負債返済が困難になり、今回の事態となりました。

最終更新日:2025年3月7日 14:58