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野生のオオタカから高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出 県内で今年度初めて 周辺の養鶏場で異常なし 《新潟》

2024年10月25日 15:54
野生のオオタカから高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出 県内で今年度初めて 周辺の養鶏場で異常なし 《新潟》

県は長岡市で見つかった野生のオオタカから感染力が高い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと25日、発表しました。
県内で野鳥から高病原性ウイルスが検出されるのは今年度初めてです。

県によりますと21日、長岡市で「弱っているオオタカがいる」と関係機関に連絡がありました。
簡易検査を行った結果、このオオタカからA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたことから、環境省が遺伝子検査を行っていました。

県はこのオオタカが回収された地点から半径10キロ圏内において、野鳥の大量死など異常がないか調査するとともにこの区域内にある2つの養鶏場に対し、異常がないことを確認した上、防疫措置の再徹底を指導したということです。

県は同じ場所で多数の鳥が死んでいる場合は素手で触らず近隣の地域振興局健康福祉部、または県庁環境対策課まで連絡するよう求めています。