ことしはクマの冬眠が遅れる可能性 「出没警戒強化期間」を来年1月末まで延長 《新潟》
県内は12月の気温が平年より高くなり、クマの冬眠が遅れる可能性があります。これを受け、県は「出没警戒強化期間」を延長することを決めました。
県内では11月、十日町市で女性がクマに襲われ、頭に約20センチの傷を負うなど2件の被害が起きています。
県によりますと、12月の気温が平年より高くなることが予想されていて、クマの冬眠が遅れる可能性があります。
そのため、「出没警戒強化期間」を来年1月末まで延長することを決めました。
県内では過去にも冬眠に入る時期である12月にクマに襲われる被害が起きています。
県はクマから身を守るため、エサとなる生ゴミや庭の柿などを適正に処分するよう呼びかけています。