インフルエンザ“流行期”に 感染者数は前週の3倍以上に 県「年末にかけ感染の拡大に注意」≪新潟≫
新潟県は21日、県内で「インフルエンザの流行期に入った」と発表しました。
県内のインフルエンザの感染者数が流行開始の目安となる基準を上回ったためです。
インフルエンザは例年、年末に向けて警報レベルに感染者数が増加する傾向があり、県が注意を呼びかけています。
県によりますと11月17日までの1週間に指定医療機関から報告された、1定点医療機関あたりの感染者数は1.75人となり流行期入りの目安(1人)を超えました。
また患者の数は152人で前の週の42人から3.6倍に増加しています。
県感染症対策・薬務課によりますと、インフルエンザは例年、年末に向けて感染者が警報レベルに増加する傾向にあり、県は外出が必要な場合はマスクを着用し、人混みを避ける、帰宅後は手洗いを徹底するなど基本的な予防対策を呼び掛けています。
また、例年にない感染状況が続いているマイコプラズマ肺炎も、1医療機関当たり報告数が1.92 人と前の週の 1.38 に比べ増加しました。
ことしは全国的に感染者数が多く、県は周囲の流行状況に注意するよう呼びかけています。