アルビレディース 待望のリーグ戦ホーム初白星 埼玉に2対1で勝利 エース・滝川が値千金の勝ち越しゴール 《新潟》
女子サッカー、SOMPO WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは10月19日、埼玉と対戦。ホームで連敗を止め、5試合ぶりの勝利です。
リーグ開幕戦以来、4試合勝利がない新潟はホームで埼玉と対戦しました。
両チーム無得点で迎えた後半4分、新潟はカウンターからピンチを招きますが、守護神・平尾がきっちり抑え、ゴールを守ります。
攻撃のギアを入れたい新潟は後半11分、滝川が狙いますが枠を捉えることができません。
後半20分、高卒ルーキー・下吉優衣を投入。
すると直後にその下吉が積極的に仕掛けてフリーキックのチャンスを得ます。
キッカーは下吉。右足でクロスを送ると石田がヘッド!こぼれ球を山谷が押し込み先制。
途中出場の下吉が試合を動かします。
〈アルビレックス新潟レディース 下吉優衣選手〉
「めぐさんにあの辺を狙って蹴ってって言われてその通りに蹴ったらいい感じにいけた」
しかし後半37分、一瞬のスキを突かれ失点。同点に追いつかれてしまいます。
ホームで何としても勝利が欲しい新潟は後半43分、下吉がクロスを上げると、あわせたのは滝川結女!エース・滝川が値千金の勝ち越しゴール。
新潟が2対1で勝利し、待望のリーグ戦ホーム初白星をあげました。
〈アルビレックス新潟レディース 滝川結女選手〉
「ずっと勝ってなかったので、自分も上手くいかなかったし、あの光景(沢山の笑顔)を見て感極まって、目がウルウルしてしまいました。本当にきょうはただただ勝って良かったです」
〈アルビレックス新潟レディース 山谷瑠香選手〉
「ほぼ石田千尋選手のゴール。でも自分があそこに居たからこそ生まれたゴールで、大事な1点、自分も今季初ゴールで嬉しかった。自分たちのサッカーをすればいい勝負がでいると思う。首位相手でも勝ちにいきたい」