【パリ五輪】スケートボードで銀メダル 赤間凛音選手が練習拠点の村上市に凱旋 《新潟》
パリオリンピック、スケートボード・女子ストリートで銀メダルに輝いた赤間凛音選手。練習拠点である村上市スケートパークに“凱旋”しました。
8月17日、拍手で迎えられた赤間凛音選手。銀メダルを携えて村上市スケートパークに凱旋です。
地元の子どもたちとの記念撮影の場面では…
〈子ども〉
「えっいいんですか、銀メダリストの隣で」
若干15歳のメダリストは子どもたちの憧れの存在です。
会見ではあるエピソードを明かしました。
〈赤間凛音選手〉
「去年の8月に鎖骨と骨盤の骨折をしたときは、オリンピック自体諦めようかなと思っていたんですけど、この村上市スケートパークでいままでたくさんさせていただいたのでまだ諦めきれないと思って。ここに銀メダルを持ってくることができてすごくうれしいです」
パリオリンピック・スケートボード、女子ストリートに出場した赤間選手。体を270度回転させてからレールを滑り降りる大技に成功し銀メダルに輝きました。
そうした大技を磨いてきたのがこの村上市スケートパークです。高校1年生の赤間選手は自宅のある仙台市から毎週のようにこのパークに通い練習を積んできました。パリでの試合前には村上市で出会った仲間たちからもSNSを通じて応援メッセージが届き、大きな励みになったといいます。
〈赤間凛音選手〉
「ここで滑る小さな次の世代の子たちにも夢を見せられたんじゃないかなと思う。次のオリンピックでは絶対金メダルとりたいので毎週ここに通って、いろんな子たちと切磋琢磨しながら頑張っていけたら」
村上市で練習を積み重ね世界へ羽ばたいた赤間選手。すでに9月ローマで行われる世界大会に向け、練習を再開しているということです。