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阪神がカブスに完封勝利 門別啓人が5回パーフェクト 育成出身のルーキー・工藤泰成は3奪三振

2025年3月15日 16:30
阪神がカブスに完封勝利 門別啓人が5回パーフェクト 育成出身のルーキー・工藤泰成は3奪三振
左から阪神・門別啓人投手(写真:時事)、工藤泰成投手(写真:ロイター/アフロ)
MLB東京シリーズ プレシーズンゲーム 阪神3-0カブス(15日、東京ドーム)

阪神がカブス相手に無失点リレーで、完封勝利を収めました。

阪神先発はオープン戦防御率0.00と、絶好調の高卒3年目・門別啓人投手。初回、1アウトランナーなしで鈴木誠也選手と対戦すると初球のストレートをセンター正面のライナーとし、続くカイル・タッカー選手もレフトフライに抑え、完璧な立ち上がりをみせます。

攻撃陣は3回、先頭の梅野隆太郎選手がツーベースヒットで出塁すると小幡竜平選手がバントで送り、ランナー3塁のチャンス。ここで1番・近本光司選手がタイムリーツーベースヒットを放ち、先制に成功しました。

4回の阪神は足をからめた攻撃で追加点を奪います。森下翔太選手がヒットで出塁すると、盗塁で1アウト2塁のチャンス。5番・前川右京選手がタイムリーツーベースを放ち1点を追加しました。

援護を受けた先発の門別投手は5回も3者凡退に退け、5回無安打無失点、四死球0のパーフェクトピッチングでマウンドを降りました。

5回も追加点を奪い、3点をリードした阪神は7回、マウンドに育成出身で3月に支配下登録されたばかりのルーキー・工藤泰成投手が上がります。先頭のハップ選手からフォークで三振を奪い、鈴木誠也選手にはヒットを打たれますが、ストレート中心の配球でタッカー選手、マット・ショウ選手から三振を奪い、3奪三振無失点でこの回を切り抜けました。

9回は守護神・岩崎優投手がマウンドにあがり2アウト1、2塁のピンチを背負いますが、ジャスティン・ターナー選手を三振に切り、試合を締めくくりました。

阪神は5人の投手リレーでカブスを3安打無失点。門別投手や工藤投手ら若手投手の活躍が光りました。
最終更新日:2025年3月15日 16:30