小学校で漁師などが特別授業「海づくり教室」 水産物の魅力や担い手不足の現状伝える 大分
大分県内の水産業について紹介する特別授業が11日、別府市の小学校で行われました。
この特別授業「海づくり教室」は11月県内で「全国豊かな海づくり大会」が開催されるのにあわせて、子供たちの水産業への関心を高めようと県が実施しました。
別府市の明星小学校では11日、5年生39人が参加し、県の職員や漁師が講師を務めました。
授業では県内の豊かな水産物の魅力を紹介した一方、漁師の担い手不足で漁獲量が減っている現状なども伝えていました。
◆児童
「漁業をやっている人がいっぱいお金を稼いで、みんな笑顔で昔みたいにできるようになってくれたらいい」
「これからも海を大切にしたり、魚のことをよく考えて食べたい」
また、県は10月から希望する小中学校に対し、給食の食材として県産養殖ブリを提供する取り組みも始めているということです。
最終更新日:2024年10月11日 19:26