衆院選を前に県警と各警察署が選挙違反取締本部を設置 すでに文書頒布違反で1件の警告 大分
衆議院議員選挙を前に大分県警は10日、選挙違反の取締本部を設置しました。
衆院選の選挙違反取締本部が設置されたのは県警本部と県内15の警察署です。大分市の県警本部では10日、選挙違反の捜査を行う捜査第二課の入り口に幸野俊行刑事部長が看板を設置しました。
前回2021年の衆院選では特定公務員が選挙活動を行ったとして6人が書類送検されたほか文書掲示違反などで10件の警告が出ています。
今回の選挙では9日時点で、すでに文書頒布違反で1件の警告が出ているということです。
県警の幸野俊行刑事部長は「選挙の公正を著しく害する事犯に重点を置いて取り締まりを実施する」など話しています。
衆院選は10月15日に公示、27日に投開票が行われます。