南海トラフ「巨大地震注意」 大分県内でも備えの動き ビーチは「遊泳禁止」
8日に宮崎県沖で発生した地震を受けて、気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。
9日、大分県内各地で備えの動きが見られました。
◆ホームセンターに訪れた人
「姉から水が無くなっているから急いで買いに行った方がいいよと言われて買いに来た」
大分市のこちらのホームセンターでは8日地震以降、防災用品の売れ行きがおよそ2倍に増加。
水については3倍の売れ行きだということです。
◆HIヒロセスーパーコンボ元町店吉村洋司さん
「びっくりするくらい売れている。1人の客で水を3箱や6箱、通常ではありえない数が売れている」
大分市内のガソリンスタンドでも…
◆訪れた客
「ニュースとかで出てたので南海トラフが来るかもしれないので、ちょっと危ないのかなと思って」
給油に訪れる客が普段から2割ほど増えたということです。
◆ENEOS 碩田町店舩石佳彦店長
「皆さん少しでも満タンにして安心したいという気持ちが大きかったと思う」
また、こんな影響も…
◆TОS渡辺一平記者
「大分市の田ノ浦ビーチです。地震の影響を受けて、けさから遊泳禁止の看板が立てられています」
「巨大地震注意」の発表を受け、大分県大分市は9日朝から遊泳を禁止に。夏休みのビーチに人の姿はありませんでした。
こうした中、気象庁は9日午後、最新の観測情報を発表。
今回の地震の震源付近では活発な活動が続いていて、9日は午後2時までに震度1以上の揺れがあわせて6回観測されたということです。
ただ、地殻のひずみについては常みられる変化以外は観測されていないということです。