大分交通 路線バスの運賃値上げへ 初乗り30円増 人口減少や燃料費高騰が影響
大分交通は、10日路線バスの運賃の値上げを国土交通省九州運輸局に申請しました。
大分交通では1994年の運賃改定以来、消費税の引き上げ時をのぞき路線バスの運賃を維持してきました。
しかし、人口減少や燃料費高騰の影響で30年ぶりの純粋な値上げに踏み切るということです。
初乗り運賃は現在の150円から180円に、大分市内の均一区間の運賃は170円から200円と、それぞれ30円の値上げとなります。
大分交通では来年度、2億9000万円あまりの赤字を見込んでいましたが、改定により、1億7000万円あまりまで赤字が縮小する予定です。
値上げの申請が許可されれば、10月1日から改定した運賃が適用されます。