半導体関連企業TMH 12月上場へ 知事に報告 大分県内では6年ぶり9社目
大分県大分市の半導体関連企業TMHが12月、東京証券取引所などに上場することになりました。
18日は榎並大輔社長などTMHの関係者が県庁を訪れ、佐藤知事に上場を報告しました。
大分市のTMHは2012年設立で、半導体製造装置の保守や部品売買の仲介などを行っています。2024年1月には半導体受託生産の世界最大手、台湾のTSMCが進出した熊本に支店を新設しました。
売上高は昨年度およそ17億4700万円でしたが、2024年度は第3四半期までで前年の倍以上となる39億円近くまで伸ばし、急成長しています。
12月4日に東京証券取引所と福岡証券取引所のベンチャー企業などを対象とした市場に上場予定です。
◆株式会社TMH 榎並大輔社長
「資金調達を多様化できることでさらに成長できる可能性が広がると思っている」
県によりますと、県内では6年ぶり9社目の上場企業の誕生だということです。