「短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを…」犠牲となった男性の遺族がメッセージ(原文あり)逮捕から一夜明けJR長野駅前 市民「すごく安心した」「ほっとした思いより憤りを隠せない」
容疑者逮捕から一夜明け現場となったJR長野駅前には犠牲となった男性の家族のメッセージが掲示されました。
菅野キャスター
「午前8時のJR長野駅前通勤通学客が多くいます。事件現場には亡くなった丸山さんに思いを寄せたことに感謝を伝える遺族からのメッセージが掲示されています」
【遺族からのメッセージ】(原文のまま)
献花をしてくださる皆様へ
この度は、故 丸山浩由のために献花・供物等を頂き、大変ありがとうございます。
故人に代わり、心より感謝申し上げます。
皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います。
また私たち残された家族も、大勢の方の励ましやお力添えを頂き、故人の分まで精一杯生きていく大きな勇気を頂きました。本当にありがとうございました。
そして、良きご縁に出逢い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかでふと思い出していただければ幸いです。
丸山家一同
一方、現場では27日朝も警察官による警戒は続いています。
20代 女性
「すごい安心しましたよる遅くまで働いているので帰り道は両親に迎えに来てもらったりとかしていたので安心して帰れます」
50代 男性
「ほっとしたっていうところはあるんですけどやっぱり亡くなった方ことを考えるとホッとしたというよりは憤りを隠せない」
26日は逮捕で騒然となった長野市の容疑者の自宅付近は静けさに包まれていました。
そして近くの小学校では、27日朝も警察官2人が入口に立ち、児童たちの登校を見守りました。
先週は、保護者の付き添いで登校したりおよそ1割の児童が登校を控えたりしていましたが27日は、いつも通りの登校となりました。
学校ではスクールカウンセラーによる心のケアをしていくほか長野市では市民の精神的な不安に対して、電話相談窓口を開設し対応していく方針です。