逮捕された矢口容疑者、スポーツ万能で優しい印象だったという少年時代、一方で、近所の住民は無口でおとなしそうだったと異なる印象を口にいます。かつての同級生は、驚きと戸惑いの中にいます。

成人式で久しぶりに会う同級生と笑顔で写真に納まる矢口容疑者。

同級生
「いつもニコニコして私たちの話を聞いてくれたなというのが印象」

小・中学校時代の同級生は、事件で知った、矢口容疑者のあまりの変貌ぶりに戸惑ったといいます。

同級生
「もう本当に昔との印象が違うので、同姓同名と思って私もすぐ名簿を調べたら漢字も一緒だし、そこでもう本当に「どうして？」しかなかったですね。」

中学校では、バスケットボール部に所属しスポーツ万能だったという矢口容疑者。

将来の夢は「自営業を営むこと」。

そして卒業文集に書いたタイトルは「後悔」。

「これからは努力且つ慎重に生きていきたい」

前に出るタイプではないものの真面目で優しい性格だったという中学時代。

一方、最近の容疑者の印象は…

近所の住民
「会話はないですけどあいさつ程度は。「こんばんは」とかその程度は2回か3回くらいは。無口なおとなしい感じの人ちょっと気の弱そうな、別ににこやかでもないし単純に大人しそうな人なのかなっていう」

学生時代と異なる印象に、同級生は複雑な思いを抱えています。

同級生
「どういう転機でこういうふうなことを思ってしまったのかっていうのがそしてそういうことを出来るような人じゃなかったっていう印象があるのでどうしてそういうふうな行動に移してしまったのかというところが1番知りたいですね」