容疑者逮捕の決め手は 防犯カメラ・ドラレコつなぎあわせ「リレー捜査」早期逮捕に 事件発生翌日から3日間で326件の情報 逮捕につながる有力な情報も
今回、容疑者逮捕の決め手なったのが防犯カメラやドライブレコーダーでした。
動・画像が記録された時間や場所をつなぎ合わせて容疑者の足取りを追う、いわゆる「リレー捜査」で早期逮捕につながりました。
事件現場となったJR長野駅。
周辺には防犯カメラ、駅前に駐車しているタクシーにはドライブレコーダーが備え付けられています。
26日、容疑者逮捕後の捜査本部の会見では…
『一番は、防犯カメラのリレー捜査が重要な役割、相当多くの情報がもたらされフリーダイヤルの設置でも多く情報が入った」
12月、福岡・北九州市のファストフード店で中学生の男女2人が男に刺され、女子生徒が犠牲となった殺傷事件。
事件前に容疑者が乗った「黒いワンボックスカー」が店舗の周りを周回する様子を防犯カメラで確認。
この車の移動経路などをほかの防犯カメラでたどることで犯人逮捕につながりました。
この事件でも、犯行直後に公開された容疑者の画像やビルから撮影された映像。
さらに市民が長野駅を撮影した写真には矢口雄資容疑者の姿が映り込み、雰囲気や体型などを知る手掛かりとなりました。
捜査本部はこうした防犯カメラやドライブレコーダーの画像や動画をつなぐ「リレー捜査」で矢口容疑者の足取りを追っていきました。
事件発生の「翌日」からはフリーダイヤルを設置し「3日間」で「326件」もの情報が寄せられ、市民の協力が大きかったと振り返ります。
寄せられた情報の中には画像や動画もあり犯人逮捕につながる有力な情報もあったということです。