飯田市の会社に勤務男性 3年前死亡について遺族が7000万円の損害賠償を求めて提訴【長野】
飯田市の会社に勤務していた男性が3年前、業務による疲労などで亡くなったとして遺族が26日会社を相手取り7000万円の損害賠償を求めて長野地方裁判所松本支部に提訴しました。訴えを起こしたのは吉田午郎さん当時34歳の遺族です。吉田さんは飯田市の多摩川精機で電気関係の業務を担当していましたが上司が変わり業務を単独で担うなどして2020年4月に自殺しているのが見つかりました。飯田労働基準監督署は労災補償請求を認めましたが会社は認識とは異なるとして応じませんでした。今回、原告側は多摩川精機に7000万円余りの損害賠償を求めて提訴したものです。多摩川精機は訴状が届いていないのでコメントを差し控えるとしています。