高校生の熱い戦い「書道パフォーマンス甲子園」王座奪還目指し奮闘 蟻高書道部の夏!「この筆に願いをこめて」
高校生が音楽に合わせて大きな紙に文字や絵を書いて表現力などを競う「書道パフォーマンス甲子園」が28日、愛媛県で開かれました。
“王座奪還”を掲げた松本蟻ケ崎高校は2年連続の3位に終わりました。
松本蟻ケ崎高校書道部 長﨑乃野子部長
「王座奪還 優勝できるように頑張りたいと思います」
愛媛県四国中央市で開かれた『書道パフォーマンス甲子園』。高校生が大きな紙の上で書の美しさと演技の表現力などを競いました。
全国109校から予選を勝ち抜いた21校と能登半島地震からの復興を応援するために招待された石川県の2校が出場。松本蟻ケ崎高校は中部ブロック1位通過で晴れの舞台に立ちました。
去年、3位だった蟻高書道部は優勝=“王座奪還”を目指し、3年生21人で作品を仕上げてきました。テーマは『手のぬくもり』。人の温もりには人を救う力があると表現します。
「この筆に願いをこめて」
篆書体で大きく書き上げた日々是好日。何気ないきょうの大切さを高校生らしく表現しました。
「一瞬懸命」「ありがとうございました」
全力のパフォーマンス。結果は2年連続の3位。王座奪還はかないませんでした。
松本蟻ケ崎高校書道部 長﨑乃野子部長
「このような結果になってしまって悔しいです。ですがこの表彰台に上がれたこととても光栄に思います ありがとうございました」
優勝は鳥取県の鳥取城北高校が連覇を果たし、準優勝は茨城県の水戸葵陵高校でした。
全国の書道部で2年生に引き継がれた優勝への思い。蟻高書道部も来年の夏を見据えます。