13日午前、松本市で警察が盗難車を運転する男をパトカーで追跡したところ、盗難車が軽乗用車にぶつかる事故が起きました。男はそのまま逃走し警察が行方を追っています。

13日午前11時半前、松本市野溝木工でパトカーに乗って巡回していた警察官が盗難車を運転する男を発見しました。

サイレンを鳴らしておよそ3キロ追跡したところで逃げていた盗難車が信号待ちをしていた軽乗用車にぶつかり、そのまま逃走しました。

軽乗用車を運転していた30代の女性にけがはありませんでした。

飯島榛菜記者
「パトカーが追跡を続ける中、不審な車両を運転していた人物はここで車を乗り捨て、逃げ去ったということです」

盗難車は事故現場のすぐ近くにある信明中学校前の路上で乗り捨てられていたということです。

警察によりますと男は20代から30代くらいで身長170センチメートルくらいの中肉、黒い半袖の服を身に着けていたということです。また、「追跡に問題はなかった」としています。警察は男の行方を追うとともに、不審者や不審な車両を目撃した場合は安全を確保したうえで警察に通報するよう呼び掛けています。