県の消防学校で模擬家屋の燃焼実験 研修生が火災原因を調査する実習 火災原因の特定など調査に必要な知識や技能を学ぶ
長野市にある県消防学校では実験用の家屋を燃やして火災の原因を調査する実習が行われました。
燃えているのは6畳1間・木造平屋建ての実験用の模擬家屋です。
火災の原因調査に必要な知識や技能を学ぶため県内の消防本部から火災調査科の研修生38人が参加しました。火が出る前の部屋にはたばこの吸い殻が置かれ洗濯物が散乱。ストーブやガスコンロなどが置かれています。
26日は家屋の燃え方などを見る燃焼実験を行い、27日は焼けあとから火災の原因を調査する実習を行うということです。
県内では昨年度847件の火災が発生し33人が亡くなっています。
これからの季節は暖房器具を使う機会も多くなることから消防では火災予防を呼び掛けています。