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本番さながら 住んでいる地域の課題に関心もって 白馬村で「中学生模擬議会」

2024年11月21日 18:39
本番さながら 住んでいる地域の課題に関心もって 白馬村で「中学生模擬議会」

北安曇郡・白馬村で実に「37年ぶり」となる「模擬議会」が開かれました。

村の課題などについて、村長たちに質問や提案を投げかけたのは、地元の中学生たちです。

「通告に従い質問をさせていただきます」

緊張した面持ちで質問者席に立つのは地元・白馬中学校の3年生。

白馬村は、住んでいる地域の課題に関心を持ち、村の政治や議会への理解を深めてもらおうと「中学生模擬議会」を開催しました。模擬議会が行われるのは1987年以来実に「37年ぶり」。

21日は代表の生徒9人が村に対して質問や提案を投げかけました。

白馬中3年生
「白馬村は街灯が非常に少なく特に夜間が危険であると感じています。今後、街灯の整備や個数の増加に関して何か取り組んでいく予定はあるのでしょうか」

答えるのは白馬村の丸山村長です。

丸山俊郎村長
「現在白馬村で管理している道路の長さは300キロメートル以上ありこの距離は白馬村から東京までの距離と同じくらいです。安全のためになるべく多くの照明を設置したいのですがそれには費用もたくさんかかります」

小椿アナウンサー
「議会は後半戦に入ってきました。傍聴席もきょうは地元の中学生。メモを取りながら真剣な表情で話を聞いています」

およそ1時間半。本物さながらに行われた「模擬議会」は無事に終わりました。

質問した生徒は
「初めてで緊張しました」

「移住者の人たちにも優しい村になっていってほしいんですけどもともと住んでいる住民の人たち特に高齢者の人たちに優しい村になってほしいなと思います」

村では、生徒たちに議会の仕事に触れて村の未来を担ってほしいと期待を寄せています。

最終更新日:2024年11月21日 19:38