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交通事故死者57人半数以上が高齢者 歩行中の死者の8割が高齢者

2025年1月8日 18:19
交通事故死者57人半数以上が高齢者 歩行中の死者の8割が高齢者

去年1年間に県内で発生した交通事故による死者が前の年より15人増え、57人に上ることが県警のまとめでわかりました。このうち半数以上が65歳以上の高齢者で、依然高止まりが続いています。

県警のまとめによりますと、去年1年間に県内で発生した交通事故で亡くなった人は57人でした。統計を取り始めた1948年以降、最も少なかった前の年より15人増えました。死者が50人を上回るのは5年ぶりです。

このうち65歳以上の高齢者は前の年を7人上回る32人で全体の56.1パーセントと、半数を超えています。過去10年間、死者の半数以上を高齢者が占めていて、高止まりが続いています。

一方、交通事故の状況別では歩行者の死者は前の年と同じ15人でこのうち高齢者が12人と8割を占めています。

県警は今後も高齢者の事故防止を重点に掲げ、対策強化に取り組んでいく方針です。

最終更新日:2025年1月8日 20:11